. Last Update : 2004.04.01

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コンデンサーチューン


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ここで記載している内容はあくまで私個人の備忘録として記録しているものです。部品の購入、加工、取り付け等は各個人の責任において行って下さい。
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ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。


某社の製品(ホット○ナズマ)は、「独自」の蓄電システムにより電力の安定供給を行なうことでトルクアップや燃費向上などに効果があるそうです。
これを装着した人に話を聞いてみると、何も変わらなかったという人もいれば、ものすごくトルクが増えたという人もいます。
この手のバッテリーポン付けグッツとしてはダイレクトパワーシステムを付けていますが、 以前分解して中を調べたところ、この部品でこの値段?!と激しく落胆したことがあったので、 この某社の製品も興味はあったのですが買おうとは思いませんでした。

ところが、この某社の製品を分解したレポートを載せているサイトを見つけました。
これによると、この製品は容量の違うコンデンサーを使っているそうで、 それなら自分でも同じようなものを作れるだろうと思い、このサイトを参考に自作してみました。
(某社の製品と同じものではなく、同じようなものですのでお間違えなく)

名付けて、「熱的閃電」です(この名前と同じ製品が存在する可能性は大いにありますが、当方とは関係ありません・・・(笑))


分解レポートを載せているサイトによると、某社の製品のうち 低速用は470μF、高速用は4700μF、のコンデンサーが付いていて、全域用と呼ばれるものは両方のコンデンサーを 並列につないでいるだけでだそうです。

な〜んだ、ただコンデンサーを並列につなげばいいんだ、と理解し(正しいかどうかは不明)、 ガラクタ箱を探してみたところ、とりあえず1個作るには十分な量のコンデンサーが出てきました(笑)。
普通に同じような物を作るのも面白くないので、手持ちのコンデンサーを片っ端から付けてみました。


電解コンデンサー、6800μF×1、4700μF×2、2200μF×2、1000μF×2、470μF×2、 330μF×2 (耐電圧は25Vと35V)を並列につなぎ、 全域での効果の発揮を狙っています。
(というか、手当たりしだい付けちゃったと言った方が正しいかも?)
念のため10Aのヒューズも付けました。
もしこれだけのコンデンサーを買っても2,000円くらいでしょう。
某社の製品は8sqぐらいの太いケーブルでバッテリーと接続していますが、 基板上の配線はコンデンサーのリード線の太さしかありませんので、本来はこんな太いケーブルは必要ないはずです。 今回はバッテリーとの接続は0.75sqの普通の配線を使いましたが、しかしながら見た目も大事ということで、 耐圧ホースの中に配線を通してみました。
まるで衣ばかりで中身がスカスカのエビ天のようです(笑)

耐圧ホースは赤いやつしか手持ちになかったので、マイナス側は黒いビニールテープを巻いてみました。
これで見た目は8sqケーブルとなりました(爆)
これをケースに入れます。
ケースの中で基板が動かないように、グルーガンで固定しました。
フタをすると、結構それらしく見えるでしょ?(笑)
バッテリーの側面に両面テープで固定し、配線をバッテリーに接続しました。






試乗してみたところ、取り付けてすぐはトルクがアップしたとか、レスポンスが良くなったとか、 アクセルオンの状態での変化は何も感じませんでした。
しかしアクセルオフにすると変化が体感でき、エンジンブレーキが利かなくなりました。
アクセルを戻して惰性で走っていると、明らかに速度が下がりにくくなりました。
これはダイレクトパワーシステムを付けた時にも感じたんですが、今回はそれ以上です。
平らな道に見えるのに、まるで坂を下っているかのように何かに引っぱられる感じで、運転していてとても気持ち悪いです。
今までよりも強くフットブレーキを踏まないと止まりません。
特に渋滞時は、今までと同じ感覚でブレーキを踏むと前の車に追突しそうになり、ものすごく危険です!(自爆)

ところが取り付けてしばらく経つと、上り坂でアクセルオンした時に 今までよりもスイス〜イっと上っていくように感じられました。
但し、平らな道では加速が良くなったようには感じません。
止まりにくくなったのも、慣れればスムーズに止まれるようになりました。

いずれにせよ、ちょっとコンデンサーを付けすぎたかもしれません・・・
調子に乗るのもほどほどに!ってことでしょう(笑)



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