. Last Update : 2002.09.09

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ETC取り付け


免責事項
ここで記載している内容はあくまで私個人の備忘録として記録しているものです。部品の購入、加工、取り付け等は各個人の責任において行って下さい。
万一、ここに記載の内容を実施し破損、汚損、不具合、事故、損害、誤購入等が発生しても、当方へはいかなる賠償、責任等を請求しないものとし、当方はいかなる責任も負いません。
ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。


最近になり高速道路の料金所で「ETC専用」ゲートを通過する車をちらほら見かけるようになりましたが、 その姿を見て「かっちょええ!」と心ときめいてしまいました(笑)
これは装着するしかない!という訳で、ETC付けちゃいました。


ボクは年に数回しか高速を走らないので、ETCは要るか要らないかといえば、 要らない部類に入るでしょう。
しかし、ボクがETCを付けようとした目的の95%が、専用ゲートをくぐって優越感に浸りたいという自己満足を得るためであるので、 コストパフォーマンスは大して気にならないのです!
とはいえ、専用ゲートをくぐるだけの目的ではあまり高機能な車載器はいらないので、 デンソーのベーシックモデルをオークションで購入、自分で取り付けました。

取り付け場所は説明書に従いダッシュボード上としましたが、普段は全然用のない車載器がいつも視界に入るのも いやだったので、モニターの後ろ側に半分隠れるような場所に付けました。
この場所では、フロントガラスへの写りこみもなく普段は気にならないし、たま〜に高速に乗るときにもディスプレイの表示は確認できます。

ETCを利用するためには
1)ETC車載器の取り付け
2)セットアップ
3)ETCカードの申し込み
が必要ですが、このうち自分で出来るのは1)だけです。

2)は車載器に車両情報を記憶させる作業ですが、オンラインセットアップをやっているカー用品店で所要時間約10分で出来ました。
3)は通行料金の決済用カードですが、クレジット会社へETCカードを申請すればもらえます。ボクの場合は約3週間かかりました。
6月30日までに期間割引に登録すれば通行料金の割引が受けられますが、ボクは何とかすべりこみで割引登録が出来ました。

さあ、いざETCで高速に乗ってみます。
恐る恐る入口のビーコンをくぐると、料金所の表示板に「↑通行可」と表示されゲートオープン!
そのままゲートを通過! うっひょ〜 気分いい!

出口では、ビーコンをくぐると「通行可」と料金が表示され、ゲートオープン!
両隣の一般レーンに並んでいる車の視線を集め (てると思いながら)、優越感に浸れる一瞬でした。
このゲートをくぐる瞬間、体内ではドーパミンの分泌量が最大値を示すのでありました(笑)

試しにどれだけのスピードで通過できるかやってみたんですが、45km/hでは全然余裕で通過できました。
しかしこれ以上の速度であの狭いゲートをくぐるのは、ちょっと怖いです・・・
まあ、ビーコンを通過したらすぐにゲートが開き、開いた瞬間からまた加速できますから、「ゲート通過最高速」に挑戦しなくても いいでしょう(笑)
もしゲートが開かなかったら危ないし・・・



ETCを付けてみてわかったんですが、ノンストップで料金所を通過できるというのはすご〜く楽チンなんです。
買う前は一旦止まるのなんて当たり前だし別に苦でもなかったんですが、人間、一度便利なものを体験してしまうと ダメですねぇ。 (その場で)お金を払わずにス〜ッと通過できる心地よさを味わってしまうと、 いちいち止まって料金を支払うのが、なんてメンドクサイことか・・・
「料金所で止まらなくてもその前後で渋滞してたら意味無い」とおっしゃる方もいますが、あの区間だけでも止まらずに 行けるだけでも精神的に楽かもしれません。
まあ、意味無いといえばそうなんですが・・・

現状ではまだ一般併用レーンも多いですが、併用レーンしかなくて前の車につっかえてしまうと最悪。
「どけどけ、バカモノ〜!」と心の中で叫んでしまいます。
また出口に専用レーンがあっても、入口では併用レーンしかないところも多いです。 併用レーンで一番得するのは、ボクの後にいる車ですね、ボクは早く抜けますから。  「あ、あいつ行きよった、ラッキー」なんてね。

ETCについてはいろいろ議論されていますが、快適性重視のボクは付けて良かったと思ってます。
しかし、役人嫌いの方や経済的メリットを重視される方は、まだ値段も高いですし付けなくてもいいと思います。
というか、あまり普及しない方がいいかも・・・なんて!(爆)
優越感に浸れるのも、今のうちですかね?
これを一度体験すると、もう通行券には戻れませんよ・・・




2002.09.09 Update

始めてETCの請求書が来ました。(実際には先月に来てたんですが・・・)

平成14年6月30日まで「期間限定特別割引」の登録受付が行なわれていましたが、 ボクは6月30日に車載機のセットアップをして、すぐにオンラインで割引登録を済ませました。 登録が終わると割引適用日が表示され、ボクの場合は「7月4日から期間割引が適用されます」との ことでしたが、もちろんそれまで待てる訳もなく、すぐに試走を行ないました(笑)

7月4日までは通常の料金を取られますので、請求書の備考には「ETC通行料」と記されています。
期間割引が適用されてからは「ETC期間限定特別割引」となっていて、20%割引されています。
阪神高速神戸線の料金を見ると、通常500円のところ利用金額は400円となっています。


現在、ETCでは「前払割引」が行なわれていて、前もって利用料金を払うとその金額に応じて割引が 受けられるというものですが、この前払いの金額が1万円と5万円しかありません。
しかもその割引率はハイウエイカードと同じで、1万円なら1万500円分利用でき5%割引、 5万円なら5万8千円分利用でき16%割引ということになります。

ですので期間割引は結構おいしい割引です。
前払割引では最大の16%引きを受けようとすると、先に5万円を払い込まなければいけませんが、 期間割引は単純に使った分の20%引きの金額を請求さえるだけです。
請求書に第二神明の明石西料金所での料金が請求されていますが、ここでの料金は普通車100円ですので 請求金額は80円となっており、使った分だけ払えば良いので前払割引よりも財布にやさしいかもしれません。

しかしながらおいしいものはなくなってしまうもので、期間割引はその名のごとく平成16年6月30日までの期間限定です。 その期間内でもJH(日本道路公団)、阪神高速、首都高速それぞれの割引料金の上限が 1万円まで(3公団合わせて最大3万円)となっています。

1万円分の割引を消化するには5万円分利用しなければなりませんが、今回の請求金額は11,780円・・・

請求書から割引された金額を計算すると、JHが1,660円、阪神高速が260円となり、 少なくともJH分は期間内に割引が終わってしまいそう・・・(汗)

ETCを付けると、無用に高速に乗ってしまう罠にまんまとハマってしまうのでした・・・
恐らくETCを付けた人のほとんどは、1回は試走するはずだし、それだけでもETC特需はかなりのものになるだろう。


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