. Last Update : 2004.04.19

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住所変更


免責事項
ここで記載している内容はあくまで私個人の備忘録として記録しているものです。部品の購入、加工、取り付け等は各個人の責任において行って下さい。
万一、ここに記載の内容を実施し破損、汚損、不具合、事故、損害、誤購入等が発生しても、当方へはいかなる賠償、責任等を請求しないものとし、当方はいかなる責任も負いません。
ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。


引越しをした場合、郵便や免許証、クレジットカードなどの住所変更の手続きをしなければなりません。
車検証にも所有者(使用者)の住所が記載されており、これも住所変更をする必要があります。
私は引っ越しをして全部住所変更の手続きは済んだと思っていましたが、 引っ越してから約9ヶ月が経ったある日、車検証の住所変更をしていないことに気が付きました(汗)

えらいこっちゃ〜ということですぐに手続きをしようとしたんですが、ディーラーで住所変更をしてもらうと 2万3千円という見積りを頂きました・・・
住所変更だけでこんなお金を払う気はさらさらないので、自分で手続きをすることにしました。
ここでは、車検証の住所を変更する手続き(変更登録)についてまとめてみました。
(ここでの記載内容は、大阪(豊中)でのものです。地域により書類や手続き方法が違う場合があります)




さて、車検証の住所変更をした場合どんな手続きが必要なのかを調べてみると、
  1)新しい住所で車庫証明をもらう
  2)車検証の住所を変更する(変更登録)
が必要です。

「道路運送車両法」を見てみると変更登録についての記載があり、
(変更登録)
 第十二条
自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は 使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の 申請をしなければならない。   (国土交通省ホームページより引用)
とあります。

つまり、引っ越して住所が変わってから15日以内に変更登録の申請をしなければならないわけです。
ところが既に引っ越してから9ヶ月以上経ってます・・・(滝汗)
今さら手続きして逆に怒られはしないかと心配しましたが、かといって放置する訳にもいかないので 怒られた時には開き直ってやろうと思いました(爆)





まずは新しい車庫証明(自動車保管場所証明書)を発行してもらわなくてはなりません。

警察署へ行くと大抵入口付近のわかりやすい場所に車庫証明の受付があります。
そこで「車庫証明の用紙を下さい」と言うと、申請書類一式を無料でもらえます。
(あまりたくさんお願いすると有料になることがあるそうです(未確認))。

警察署でもらった申請用紙一式は次のとおりです。
自動車保管場所証明申請書

5枚つづりです。
保管場所の所在図・配置図

駐車場の場所を書きます。
保管場所使用承諾証明書

駐車場を借りている場合に、管理人等に記名押印してもらいます。
保管場所使用権原疎明書面(自認書)

駐車場が自分の土地、建物の場合、記名押印します。
駐車場を借りている場合には必要ありません。





私は月極駐車場を借りているので、管理人のところで保管場所使用承諾証明書の申請をしました。
大抵の場合証明書の発行は有料で、中には半月分の賃料を先払いせよと言われるところもあるようです。
ただでさえ月に何万円も払っているのに、さらに足元を見られまくられます。都会暮らしはツライです・・・
私の場合は証明書の発行手数料と称して1000円取られましたが、証明書の他に「保管場所の所在図・配置図」に 添付できる地図も付けてくれたので、1000円分の価値はあったかな?

保管場所使用承諾証明書をもらったところで、自動車保管場所証明申請書に記入します。
これは5枚つづりの複写式なので、ボールペンできつく書かないと一番下まで写りません。
私は車を買った時の車庫証明の控えがあったので、これを見ながら書きました。



必要書類がそろったところで、「自動車保管場所証明申請書」、「保管場所の所在図・配置図」、 「保管場所使用承諾証明書」を駐車場を管轄している警察署へ提出します。
車庫証明に際し必要な費用は、証明書交付手数料が2,200円、標章交付手数料が500円の合計2,700円です。
私は免許証の切り換えの時と同じように、書類を提出する前に証紙を買って書類に貼り付けてから申請しましたが、 受付の係官から、車庫証明の証紙は証明を受け取る時に貼ればいいと言われました。

というのは、保管場所に不都合があった場合など、受理はしたものの調査の結果証明書が発行されないことがあります。 発行されない場合に申請書を再度書き直さなくてはなりませんので、電話連絡で不具合があった旨の連絡をもらった時に頼めば、 申請書は警察で廃棄してもらえます。 ところが、ここに証紙が貼ってあれば廃棄するわけにもいかないので、また警察まで書類を取りに行く必要があるそうです。

それならそうと最初に言ってくれよ〜と思いましたが、 一応今回は「証紙貼付済」と書いてもらい受理されました。
証明書が出来上がるのは4日後で、もし不具合があれば電話しますとのことでした。
電話がないのを祈るばかりです・・・(笑)





4日後・・・

警察からの電話もなく、無事車庫証明が発行されました(ホッ)。
車庫証明の有効期限は、証明の日から1ヶ月以内(証明書をもらった日からではありません)ですので、 警察で証明書をもらった足で陸運局へ行くのがいいかも。







さて、次は車検証の住所を変更します。
管轄の陸運局で手続き(登録変更)を行なうことになっていますので、私の場合は大阪運輸支局になります(ん!いつから”運輸支局”に変わったんだ?)

登録変更に必要なものは、
 1)車検証(自動車検査証)
 2)車庫証明(自動車保管場所証明書)
 3)認印(所有者本人が申請する場合)
 4)住民票
 5)申請書(陸運局で購入)
 6)手数料納付書(陸運局で購入)
です。

私の場合は所有者=使用者なので上記の書類だけでいいのですが、 所有者がディーラー名義などで使用者と違う場合は、別途書類が必要です。
また、今回は同一市内での住所変更だったのでナンバープレートは変わりませんが、 ナンバー変更が伴なう場合も別途書類が要ります。





陸運局に着いたら、申請書、手数料納付書と印紙を買います(大阪運輸支局の場合は「A」の建物)。
窓口で「普通車の住所変更」と言えば、手数料納付書に印紙を貼って書類一式をくれます。
全部で385円でした。

申請書(OCRシート1号)
手数料納付書

印紙も貼ってくれます。
車検証


申請書(OCRシート1号)は鉛筆で記入します。
記入例がありますので、それを見ながら書けば問題ありません。
ナンバープレートの番号、車体番号、氏名、住所を書き入れます。
住所は記入台にコード番号が書いたリストがありますので、このコード番号で記入します。
申請者の住所氏名と捺印をします。

手数料納付書はボールペンで書きます(ややっこしい・・・)
氏名と車体番号(またはナンバープレートの番号)を書きます。

車検証、申請書、手数料納付書、車庫証明書、住民票を備え付けのクリップで留めて(書類を留める順番も書いてありましたが忘れました・・・)、 受付窓口に提出します(大阪運輸支局の場合「B」の建物の2番窓口)。

書類を出したら交付窓口(大阪運輸支局の場合「B」の建物の5番窓口)で名前が呼ばれるのを待ちます。
なかなか名前が呼ばれないので少々不安に思いながら待ち続けること30分、 ようやく新しい車検証を手にすることが出来たのでした。
引っ越してから9ヶ月経ってからの手続きでしたが、何のお咎めもありませんでした。

新しい車検証

なんだか以前より見栄えは安っぽくなったような・・・
登録事項等通知書

車検証と一緒にくれました。







新しい車検証をもらってもまだ終わりません。
次は自動車税の申告をします(大阪運輸支局の場合「C」の建物)。
自動車税事務所の窓口で「住所変更したんですが」と言って先程もらった車検証を見せると、自動車税申告書にスタンプしてくれて、 あとは新住所と旧住所、氏名を書くだけでいい状態にしてくれました。
必要事項を記入して窓口に出したら、全て手続きは終わりです。

自動車税申告書






ユーザー車検の時もそうでしたが、いざ自分でやってみるとなんとも簡単なものです。
陸運局にはツナギを着た「プロ」の皆さんがウロウロしているので少々威圧されますが、開き直れば大した事ないです。
私は下の子供を連れて行きましたが、さすがに陸運局に子供連れはかなり浮いてました(笑)
ディーラーに払う2万円は十分に元が取れました。




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