. Last Update : 2003.08.12

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LEDルームランプ


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今までルームランプには、PIAAの「エクストリームホワイトバルブ」を付けていたんですが、 これをLEDで作ってみました。



ルームランプをLEDで作るにあたり、やはり気になるのが光がちゃんと拡散するかという点です。 LEDの光には指向性があるので、ルームランプのように1点から室内全体を照らすことが出来るのかが気になりました。
何かいいLEDはないか探していたところ、指向角50度という5mm白色LEDを見つけたので、これなら拡散性も十分得られるのではないか と思い使ってみることにしました。
これが通常、5mm白色LEDで広角タイプとされている、指向角20度のものです。 今回使う指向角50度の白色LEDです。こちらの方が光がよく拡散しているのがわかります。
但し、LEDから半分の輝度で2方向に分かれているような感じで光るので、ちょうどLEDの真正面にあたる部分が暗くなっています。




ルームランプを車から外します。
ルームランプのレンズを外すとナットが2本見えますので、このナットを外すとルームランプごと天井から外れます。
電球を外してみると、プラスチック部分が少し焦げていました・・・(汗)
今回作ってみて万一使い物にならなかった場合を考え、 LEDの部分をいつでも取り外して電球に戻せるようにします。
また、今回は5mmのLEDを使うので、レンズとの空間が狭くLEDを実装するスペースが限られますので、 ソケットの周りの凹部に合わせ基盤をカットしました。
この基盤をスプレーでシルバーに塗ります。
基盤にLEDを取り付けます。
15mAのCRDを使い、2個直列を2系列と、3個直列を2系列を並列にして合計10個使いました。
ソケットの部分は、電球を割って金属の口金に電線をハンダ付けしました。
本当はもっとたくさんLEDを使いたかったのですが、5mmのLEDを使ったためレンズ内に納まりきらず、10個を前後方向に折り曲げて何とか納まる状態となりました。
結果、ややブサイクな出来栄えになってしまいました・・・

絶縁のため、基盤の裏側はグルーガンで覆ってあります。
これをルームランプ本体へ取り付けます。
基盤はソケットの金具で固定されているので、 揺り動かしても落ちません(この状態でもLEDがレンズに接触しますので、落ちることはないでしょう)。
外した時と逆の手順で、ルームランプを車に取り付けます。
LED10個では暗いかなと思ったんですが、予想よりも明るく光の広がり具合もいい感じで室内全体を照らしています。

交換する前に付けていたPIAAの電球よりもやや青くなった感じとなりました。青くなったといっても電球の青さと違い、 透き通った青さなので、実用上何の問題もないです。
たぶん言われなければLEDだとはわからないと思います。

残照機能ですが、はじめは電球と同じようにじわじわ〜っと暗くなっていき、 約6秒後にスパッと消えますので、残照している時間は電球よりも短くなります。



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