. Last Update : 2002.09.03

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テールランプ変更


免責事項
ここで記載している内容はあくまで私個人の備忘録として記録しているものです。部品の購入、加工、取り付け等は各個人の責任において行って下さい。
万一、ここに記載の内容を実施し破損、汚損、不具合、事故、損害、誤購入等が発生しても、当方へはいかなる賠償、責任等を請求しないものとし、当方はいかなる責任も負いません。
ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。


テールランプの点灯方法を変更しました。
最近の車ってブレーキ時よりスモールの方が点灯面積が多いんです。
これっておかしいですよね?
てな訳でスモール時は両サイドのみ点灯、ブレーキ時に全部点くようにしました。
昔の走り屋で流行した、いわゆる「ワンテール」ってやつですね。

この改造はページを作る前にやってしまったので
途中の写真はありません。
加工方法を追記しました。


いきなり完成。
これがスモール点灯時。
ブレーキを踏むと全部点灯します。
こっちの方がブレーキ踏んだのわかりやすいでしょ。



2002.09.03 Update

この「ワンテール」の加工方法に関してご質問が多いので、加工方法をアップすることにしました。
ページの一番上にも書いてありますが、これを参考に加工される場合は自己責任で行って下さい。
特にスモール球の配線とバック球の配線とを誤って加工しないように。

加工内容を簡単に書きますと、純正のスモール配線のプラス側をカットし、ワンテール用に新しく配線を引きなおすだけです。
カーステを取り付ける程度の知識とちょっとの勇気があれば出来ると思います(保証はしませんが・・・)

材料は、
・配線(今回は0.75sqの配線を使いました。こんなに太くなくてもいいです。)
・結線タップ(被覆の上から挟むやつ。)
・タイラップ(配線固定用)
・ビニールテープ(絶縁用)
・18Wウエッジ球(ソケットが5W球と同じ大きさのもの)
だったかな。

(写真はナラえもんさんの車に加工した際に撮影しました。)


テールゲートの内装を取り外します。(黄色矢印)
まずテールゲートのルーフ裏のパネルを外します。
このパネルは樹脂クリップ4ヶ所で止まっているだけですので引っ張ると外れます。
すき間から内装はがしを差し込んでもいいですが、 指をこじ入れて引っ張った方が、パネルに対し分散して力を入れられるのでいいと思います。
パネルを外した状態です。

パネルの裏の塗装部分は必要最低限の塗装しかしておらず、ボディーの外側と違い塗装を保護する為のコート層がありませんので、すぐに塗装がはがれてしまいます。 その為内装はがしを使った場合、支点となる部分に力が加わると塗装をはがしてしまう可能性があります。
テールゲート両サイドのパネルを外します。
これも先ほどと同様に、すき間に指をこじ入れて引っ張った方がいいと思います。

(写真は右側のパネル)
この両サイドのパネルは金属製のクリップで止まっていますので、パネルと一緒にクリップが外れた場合、塗装を傷つけないように 注意して下さい。
もしクリップがパネルから外れてゲート側に残ってしまっても、またそこへ取り付けが出来ますのでクリップはそのままにしておいて下さい。
また、はがす時は「バン!」と結構大きな音がしますので、壊してしまったのかと勘違いしてしまわないように。

(写真は左側のパネル)
ゲート下側の一番大きいパネルを外します。
ゲート内側の取手のある面にプラスねじとクリップが見えますので、これを外します。
ねじとクリップを外したところです。

ねじはプラスドライバーで外します。
クリップは中心の部分を押し込むとその部分が奥へ入り込みます。まわりの部分をつまんで引っ張るとクリップが外れます。
このクリップは壊れやすいので注意して下さい。
パネルを外す前に、パネルに付いている照明の配線を外します。
照明に近いところのパネルを引っ張るとその部分だけクリップが外れますので、照明裏側からコネクターを引き抜きます。
コネクターを抜いたところです。

あとはパネルの端の部分から引っ張ると外れます。
中心部分が外れにくい時は、手をパネル内側に入れて押すと外れます。

パネルを外した後、クリップがパネルの保持位置からずれていたらこれを元に戻します。 クリップがボディー側に残ってしまった場合は、ラジオペンチなどでクリップを外し、パネルのクリップ保持位置へ取り付けます。
(写真左下に写っている白いクリップは、位置が少しずれています。)
写真は室内側から見たゲート左側ソケット付近の配線です。 外側のソケットがスモール球ですので、この配線を加工します。(くれぐれもバック球と間違えないように!)

まずスモールのプラス側の配線をカットします(写真では赤/黒の配線)。
加工のしやすさと、元に戻す場合も再度結線しやすいので、写真の★印の位置でカットします。
カットするのはプラスの配線のみで、マイナス(黒色)配線は加工しません。
カットしたプラス配線のソケット側と、ワンテール用に新しく敷設する配線とを接続します。
カットしたもう一方のヒューズ側の配線は絶縁処理をします。
新しいワンテール用の配線は、他の純正配線の束にタイラップで固定し右側のソケット付近まで敷設します。
次に右側です。写真は室内側から見たゲート右側の写真です。同じように外側がスモールです。

こちらはスモールの配線がチューブで覆われていてほとんど見えないので、このチューブをたて方向にハサミで切り 配線を出します。 くれぐれも誤って配線をカットしないようにしてください。
写真はチューブを切り配線を出したところです。
この配線のプラス側(赤/黒線)をカットし、ソケット側の配線と先程敷設したワンテール用の配線とを接続します。
もう一方のヒューズ側は絶縁処理をします。
新しく敷設した配線は、少したるませて純正の配線と接続します。
絶縁処理したヒューズ側のスモール配線は、再度チューブ内に戻します。
ゲート上部のハイマウントストップランプのコネクターを抜き、先程と同様に配線を覆っているチューブをハサミで切り配線を出します。
新しく敷設したワンテール用の配線を、ゲート右側にある他の純正配線と同様に引き回しゲート上部まで持っていき、 ハイマウントストップランプのプラス側(緑/白線)と接続します。
この純正配線はカットしませんのでご注意を。
配線を接続したら元通りにコネクターを差し込みます。
スモール球は5Wなので、このままではブレーキを踏んでもスモール点灯時の明るさでしか光りません。
このゲート内のスモール球を左右とも18W球に交換します。 決して純正のブレーキ球と同じ21Wを買わないようにして下さい。 ゲート内のスモール球は5Wなので、21W球とはソケットの大きさが違いますので、電球を交換する時に泣くハメになってしまいます。
両サイドのブレーキ球は21Wですが、18Wでもその違いはわかりません。

電球を交換したら動作確認をします。
ちゃんとワンテールになっていれば、パネルを外した順序と逆の手順で取り付けます。ラゲッジ照明用の配線も忘れずに接続します。
ゲート両サイドのパネルは写真のようにツメを引っ掛けてから取り付けます。



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