. Last Update : 2004.08.16

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LEDバックランプ T


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両サイドのテールレンズのLED化をやった時に、すぐにガーニッシュのLED化もするつもりでした。
が、時が経つのは早いものでそれから半年以上過ぎてしまいました・・・(汗)
実はガーニッシュのLED化に取り掛かってはいたのですが、何かと問題があり完成までこぎつけていなかったのです。
今回はバックランプのLED化をするにあたり、失敗したアイデアについてまとめてみました。



バックランプのLED化にあたり、「道路運送車両の保安基準」のバックランプ(後退灯)について確認してみます。
(後退灯)
第四十条
 自動車には、後退灯を備えなければならない。
2  後退灯は、自動車の後方にある他の交通に当該自動車が後退していることを示すことができ、かつ、その照射光線が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない。
3  後退灯は、その性能を損なわないように、かつ、取付位置、取付方法等に関し告示で定める基準に適合するように取り付けられなければならない。


(国土交通省ホームページより引用)
後退灯

上下方向視認範囲
左右方向視認範囲

(2個取り付ける場合)
(国土交通省ホームページより引用)





バックランプも他のランプと同じようにレンズの後ろをくり抜こうと思ったんですが、 もしうまくいかなかった時にソケットに戻すことが出来なくなります。 両サイドのレンズは簡単に交換できるので躊躇なく くり抜きましたが、 ガーニッシュは交換するのもちょっと面倒です。 そこで、LEDをぶどうの房のようにたくさん付け、ウェッジ球のソケットに差し込んで使えないかどうかを試してみました。

今まで、「加工はしたくないのでLEDを10個ぐらい付けてソケットに差し込んだら・・・ などと安直な考えをしてはいけません」などと 言ってたくせにやるなよ! と怒られそうですが、同じようなことをしようと考えている方のために実際に試みて失敗した結果を 見ておいた方がいいでしょ!

と、言い訳してみる・・・(爆)







ソケットに差し込んで取り付けた時に、レンズに当たらない長さに基板を切ります。
幅はもちろんソケットにきちんと差し込めるように取ります。
そこにLEDサイドマーカーで 使ったカッティングシートを貼ります。
超高輝度白色LED(5mm、8,000mcd)を16個、ぶどうの房のように取り付けます。
CRDを使っています。
光が少しでも拡散するように、LEDを上下に向けています。
ソケットに差し込んで点灯テストをしてみます。
結構明るいように見えたんですが・・・
実際に取り付けてみました。
左がLED、右が電球です。

明るさが全然違います。
それでも夜なら点灯しているのはわかりますが・・・
昼間は点灯しているのが全然わかりません。
間近で凝視して、やっとほんのり明るくなっているのがわかるぐらいです。

全然ダメです・・・





という訳で、ぶどうの房作戦は全く使えないことがおわかりになりましたでしょうか。

私もこれでレンズの後ろをくり抜く決心がつきました。

ちなみにこの実験に要したCRDとLEDは無駄になりました。実験費用4,000円弱といったところでしょうか・・・

次はちゃんと完成させよう・・・



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