. 2003.01.17
Last Update : 2004.01.19

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LEDポジションランプX


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ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。


最近は市販のLEDポジション球を付けているクルマも多く見られるようになりました。
しかし、レンズカットのないマルチリフレクター式のヘッドライトのクルマにLEDポジション球を付けると、LEDの光は指向性が強いためにクルマの 正面から見た場合にどうしてもLEDの部分だけ「点」で光っているように見え、電球のようにリフレクター全体がきれいに光りません。
前回LEDポジションランプWでセルシオ用のLEDポジション球を作ったときに、 リフレクターに直接光を当てると全体がきれいに光っていたので、これをもとに他のリフレクター車でも同様に出来ないかどうか実験してみました。


通常、マルチリフレクターのヘッドライトではリフレクターにポジション用の穴が開いており、そこにポジション球が 装着され外側からポジション球を見ることが出来ます。

電球の場合には光が拡散するのでポジション球の光はリフレクターに反射し、 リフレクター全体を明るくすることが出来ます。
しかし市販のLEDの場合、LEDの光は指向性が強くまっすぐに飛ぶため、進行方向にLEDを付けるとリフレクターにはほとんど 光が当たりません。

レンズがライトの前方に配置されているクルマなら、そのレンズの部分である程度光が拡散されるのですが、リフレクター式の場合には リフレクター全体は明るくならず、光源のLEDだけが「点」のように光って見えます。
そこでLEDを進行方向には向けず、直接リフレクターに向かって光らせることで、LEDを「点」ではなくリフレクター全体を「面」で光らせることが出来ないかを実験します。







ちゅー吉さんのステップワゴンで実験しました。
このクルマには以前私が作った6灯LED(白4青2)ポジションが付いており、市販のLEDに比べるとまだ光の拡散性がいい方なのですが、 黄色の矢印の通り光源のLEDのところが「点」で光っているように見えます。

特に市販の青色LEDの場合は、ほとんどリフレクターは光っておらずLEDだけが「点」のように見えます。
そこで進行方向ではなくリフレクターに向かって光るようにLEDを配置しました。
3個直列にしたものを2列に並べて合計6個のLEDを使っています。
少し角度を付け広い範囲に光が拡散するようにしています。
助手席側(向かって右側)にを今回改良したLEDポジションを付けました。
LEDが「点」にならずにリフレクター全体が明るく光っています。
運転席側はLEDを進行方向に向けたLEDポジションです。







LEDを進行方向に向けたものです。 LEDをリフレクターに向けたものです。
LEDの「点」がなくなっています。
実際に見るとリフレクターの明るさの違いがはっきりわかります。



実験の結果、やはりマルチリフレクター車ではLEDを進行方向に向けるのではなく、リフレクターに向けた方が 明るく見えることがわかりました。
もしかするとレンズ有りの場合も、後ろへ向けた方がいいのかもしれません。




2004.01.19 Update

今まで私が作ったLEDポジション球は、1年ぐらい使っていると突然点灯しなくなることがわかりました。
切れたLEDを調べてみると、どうやら原因はまずに熱で抵抗がやられてしまい、 その影響でLEDが壊れたと推測されます。
そこで、抵抗を使わずにCRDを用いることで、耐久性を上げられるかどうかを実験することにしました。

抵抗の代わりにCRDを使ってみました。
今回もレンズ全体を光らせるためにLEDを後ろへ向けていますが、どうせ後ろへ向けるんだったらわざわざLEDを6個も 使わなくてもいいだろうという訳で、今回は指向角50度の高拡散タイプの5mmLEDを2個直列につなげています。
このLEDの順電流は20mAですが、少し余裕をみて15mAのCRDを使いました。
実際に見ると以前より少し暗くなったように感じます。
これは6灯LEDよりもトータルの輝度が下がったのと、高拡散タイプを使っているためだと思われます。
ちゅー吉さんのステップワゴンに取り付けてみました。
助手席側の白い方が今回作ったLEDで、運転席側の青い方は市販のLEDです。
市販品は光が拡散しないのでとても暗いですが、今回作ったLEDはリフレクター全体が光っています。
ここでステップワゴン用のLEDスモールを作る時の注意点を。
アコードワゴンの場合、ポジション球を取り付けた場合には基板は垂直方向(縦)にレンズ内にセットされますので、 ポジション球も上の写真のように左右対称に1個ずつ作ります。 この場合、左右ともLEDを車の中心に向かって光らせます。

ところが、ステップワゴン場合は、ポジション球をレンズに付けると基板は水平方向(横)にセットされますので、 左右対称にポジション球を作ると左右でLEDの向きが変わってしまいます。
したがって、この写真のように左右ともに同じ物を作ります。この場合、左右ともLEDをレンズ内で下向きに光らせます。

他の車種の場合もポジション球がレンズ内でどの方向を向くかを予め確認しておかなければなりません。


さぁて、今回のLEDは果たしてどれくらいもつか、耐久試験の始まりです。



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