. Last Update : 2003.02.16

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ユーザー車検 その5


免責事項
ここで記載している内容はあくまで私個人の備忘録として記録しているものです。部品の購入、加工、取り付け等は各個人の責任において行って下さい。
万一、ここに記載の内容を実施し破損、汚損、不具合、事故、損害、誤購入等が発生しても、当方へはいかなる賠償、責任等を請求しないものとし、当方はいかなる責任も負いません。
ここで記載の部品の品名、品番、価格は購入当時のものであり、その後変更や廃番になる可能性がありますのでご注意下さい。






I N D E X
1.背景ディーラー見積からユーザー車検をしようと決意したいきさつ
2.法令車検に合格するための関係法令をチェック
3.整備法令に適合するように車を整備
4.準備車を車検仕様にしたところで書類などを揃えます
5.受験車検を受けます
6.最後に感想など・・・




【 6. 最後に 】
車検も無事合格し、ここで今までのまとめをしてみます。

まず、今回の車検で要した費用は・・・
   
自賠責
重量税
検査手数料
申請用紙
予備車検

合計
27,630円
37,800円
1,500円
65円
2,800円

69,795円


となり、ディーラーでの見積りのおよそ半額で出来ました。





次に、実際に車検を受けてみて、車検の為にノーマルに戻した箇所と戻さなかった箇所について私なりに考えてみると・・・
   
1.ホイール やはりタイヤがはみ出していたらダメですので、ノーマルに戻さなくてはならないでしょう。
2.アイライン アイラインを付けていても光軸と光量がOKならいいと思いますが、やはり分厚いものは外した方がいいでしょう。
今回はアイラインを外した状態でも光軸は狂っていました。
3.ナンバープレートカバー ナンバープレートの色が変わってしまうものはいけませんが、透明なものならいけるかもしれません。
(検査官によってダメと言われるかもしれませんが)
4.リアフォグもどき 灯火類は結構きびしく見られるので、すんなりとはいかないでしょう。
ただ戻さなくても検査官によ〜く見てもらったら通りそうな感じでした。
5.リアワイパー これは超短小ワイパーでもいけるでしょうね。
リアワイパーは全然見ていませんでしたから。
6.マフラー 全然OKでした。
でも音や出口が派手なマフラーはやはりダメでしょう。
7.LEDポジション球 レンズの中をのぞきこまれましたが、大丈夫でした。
8.LEDサイドウインカー さすがに10灯LEDは、光量も角度もOKでしょう。
9.フォグランプ 私が付けているフォグランプは照射面の縁に青いラインが入るんですが、検査官がフォグランプの前に手のひらを置くと、 そこは黄色く照射されていたのでOKとなりました。
光軸はチェックされませんでした。
10.盗難防止ステッカー これは全然考えていませんでした・・・
確かに保安基準では前面、運転席、助手席のガラスには規定以外の 物を貼り付けてはいけないのですが・・・
ただ、貼り付けた状態で透明であればいいみたいです。
12.24ヶ月点検 私は半分まじめに24ヶ月点検をしましたが、極端な話当日申請書類を書いている時に適当にチェックを入れて点検を済ましたことにしても 車検には通ります。
しかし点検をしなかったリスクも全て自分が背負うことになります。


あと、エアロですが、最低地上高さえクリアーしていればラインで擦ることはないと思います。
ブレーキテストなどでローラーに乗る必要がありますが、これは問題ないと思います。
カー用品店にあるシャシダイの場合は、 ローラーにタイヤを落としこむのでエアロを引っ掛けてしまうことがありますが、 検査ラインのローラーはタイヤを機械に乗せるとローラーがせり上がってくる仕組みなので、エアロを付けていても引っかかることはないです。
一応、「エアロパーツで地上高が低くなってる車は検査官に相談して下さい」と案内がありました。
さすがに保安基準以下の車高は無理でしょう。 というよりラインに入る前にハネられそうですが・・・





今回は混雑していたうえに再検査があったんですが、それでも1時間程で終わりました。
普通なら30分位で済むんじゃないでしょうか。

実際にユーザー車検をやってみるとものすごく簡単で、なんともあっけないです。
こんなんで代行手数料に何万円も払うなら、自分でやるべきでしょう。 (手数料をもらえるなら私が引き受けたいぐらいです・・・ 笑)
普段からこまめに整備をしていれば、車検だからといってあわてて整備をする必要がないので 一度にまとまった出費も抑えられます。
事務員さんや検査官の方も親切に教えてくれますし、車検の為の一連の作業を通じてさらに車に愛着がわいてくるでしょう。
ただ、平日しかやってないので、仕事を休めない人は無理ですが・・・

但し、普段は何もしないで車検のついでに2年分のメンテをまとめてやってもらおうという方は、ユーザー車検は止めて下さい。
それがみんなのためです。
素直に業者に儲けさせてあげて、日本経済を立て直して下さい。

自分で点検、整備をするということは、責任も自分で負うことになります。
車検に通った後でも普段のメンテを忘れないようにしましょう。


  【 おわり 】    【このページのトップへ】     【 戻 る 】


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